
「明日、会社の付き合いでボウリングに行かなきゃいけない…」
「デートで良いところを見せたいけど、ガターばかりだったらどうしよう」
急にボウリングに行くことになったけど、腕前に自信がない。
そんなピンチを迎えていませんか?
安心してください。ボウリングは、ちょっとした「コツ」を知っているだけで、劇的にスコアが伸びるスポーツです。
運動神経やパワーは関係ありません。
この記事では、誰でもすぐに実践できる「スコア100を超えるための5つの鉄則」を紹介します。
これを読んでおけば、明日のボウリングで「おっ、上手いね!」と言われること間違いなしです。
コツ1:ボール選びで「8割」が決まる
実は、投げる前の「ボール選び」の時点で、勝負の大半は決まっています。
適当な色のボールを選んでいませんか?
重さの目安
「重いほうがピンが倒れる」と思って無理をするのはNGです。
初心者の男性なら11〜13ポンド、女性なら9〜11ポンドくらいが目安です。
「少し軽いかな?」と感じるくらいが、コントロールが安定します。
指穴のサイズ(最重要)
重さ以上に大事なのが「親指の穴の大きさ」です。
親指の根元までしっかり入れた状態で、くるくる回して「少しキツイかな?」と感じるくらいがベストです。
ブカブカの穴だと、ボールを落とさないように無意識に握力を使ってしまい、コントロールが定まりません。
コツ2:ピンを見ずに「スパット(▲)」を見る
投げる時、遠くにある10本のピンを見ていませんか?
それがガターの原因かもしれません。
ボウリングのレーンには、手前の方に「▲(三角形の印)」が7つ並んでいます。これを「スパット」と呼びます。
近くの目印を通す
18メートル先のピンを狙うより、2〜3メートル先にあるスパットを狙うほうが簡単です。
- 基本の狙い方: 真ん中のスパットより、一つ右側のスパット(第2スパット)の上をボールが通るように投げてみてください。
- 多くのボウリング場では、そこを通すと一番ピンに当たりやすいように設計されています。
コツ3:腕は「振り子」のように振る
ボールを「エイッ!」と腕の力で投げていませんか?
力めば力むほど、ボールは曲がってガターへ向かいます。
重力を利用する
ボールの重さに任せて、ブランコ(振り子)のように腕を振りましょう。
- 構えた位置から、ボールの重みで下に落とす。
- その反動で後ろに上がる(バックスイング)。
- 重力に任せて前に振る。
「投げる」のではなく、「ボールの重さを前に伝える」イメージです。
これだけで、驚くほど真っ直ぐ進むようになります。
コツ4:スペアは「対角線」で狙う
1投目でピンが残ってしまった時(スペア狙い)の鉄則です。
残ったピンに対して、対角線上の位置から投げると確率が上がります。
- 右側のピンが残ったら: 自分が左側に立って、斜めに狙う。
- 左側のピンが残ったら: 自分が右側に立って、斜めに狙う。
レーンを広く使うことで、ガターに落ちるリスクを減らし、ボールがピンに当たる角度を良くすることができます。
コツ5:最後にポーズを決める(残身)
投げ終わった後、すぐに「あ、失敗した」と動いてしまっていませんか?
上手い人を観察してみてください。投げ終わった後、数秒間ポーズが止まっているはずです。
バランスが崩れていない証拠
ボールが手から離れた後も、その姿勢を2〜3秒キープしてください(これを「残身」と言います)。
これができるということは、体幹がブレずに投げられた証拠です。
「投げ終わったらポーズ!」と意識するだけで、自然とフォームが安定し、コントロールが良くなります。
まとめ:道具を変えればもっと簡単になる
今回は、今すぐ使えるボウリングのコツを紹介しました。
- 指穴がフィットするボールを選ぶ
- ピンではなく「▲」を見る
- 振り子運動で脱力する
- スペアは対角線から
- 投げ終わったらポーズ
この5つを意識するだけで、スコア100〜120は十分に狙えます。
【裏技】もっと簡単に上手くなりたいなら…
もし、これらのコツを試しても「足元が滑って投げにくい」「やっぱり安定しない」と感じるなら、原因は「レンタルシューズ」かもしれません。
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