
「テレビで見るような、カッコいいカーブを投げたい」
「ボウリング場のボールだと、どうしても曲がらずに真っ直ぐ行ってしまう」
そんな悩みを持っていませんか?
実は、あなたがカーブを投げられないのは、センスがないからではありません。
「ボウリング場に置いてあるボール(ハウスボール)が、曲がらないように作られているから」です。
逆に言えば、「マイボール」に変えるだけで、誰でも簡単にカーブが投げられるようになります。
この記事では、脱・初心者を目指す方に向けて、以下の内容を解説します。
- なぜマイボールにするだけで曲がるようになるのか
- 失敗しない重さと素材の選び方
- ネットで買ったボールはどうやって穴を開ける(ドリルする)のか
- 初心者におすすめの「勝手に曲がる」ボール3選
自分だけのボールを手に入れて、ストライクを量産する快感を味わいましょう。
1. なぜハウスボールは曲がらないのか?
まず、「なぜ備え付けのボールではダメなのか」を知っておきましょう。
理由は大きく2つあります。
1-1. 中に「エンジン(コア)」が入っていないから
マイボールの中心には、「コア」と呼ばれる変重心の重りが入っています。
これがエンジンの役割を果たし、ボールが転がる時に不規則な回転を生み出し、カーブ(フック)が発生します。
一方、ハウスボールの中身は均一です。
誰が投げても真っ直ぐ行くように作られているため、無理に曲げようと手首をひねると、怪我の原因になります。
1-2. 指穴が手にフィットしていないから
ハウスボールの穴は、万人に合うようにブカブカに空けられています。
そのため、無意識に指でボールを握ってしまい(握力を使ってしまい)、ボールに綺麗な回転をかけることができません。
マイボールは自分の指の太さに合わせてミリ単位で穴を空けます(ドリルします)。
軽く添えるだけで持てるため、手首が自由になり、回転数が劇的に上がります。
2. 失敗しない!最初のマイボールの選び方
マイボールには数百種類ありますが、初心者が選ぶべきポイントは「重さ」と「素材」の2点だけです。
2-1. 重さは「ハウスボール+1〜2ポンド」を選ぶ
「重いと腕が疲れる」と思っていませんか?
実は、指穴がフィットしたマイボールは、ハウスボールよりも圧倒的に軽く感じます。
基準としては、「普段使っているハウスボールより1〜2ポンド重いもの」を選んでください。
または、以下の体重比を目安にしましょう。
- 男性: 14ポンド 〜 15ポンド
- 女性: 11ポンド 〜 13ポンド
軽いボールはピンに弾かれてしまいます。
ストライクを出すためには、ある程度の重さが必要です。
思い切って少し重めを選ぶのが、後悔しないコツです。
2-2. 素材は「リアクティブウレタン」一択
ボールの表面素材(カバーストック)には種類があります。
最初の1個目として買うなら、必ず「リアクティブウレタン(または単にリアクティブ)」と書かれたものを選んでください。
- ポリエステル(プラスチック): ハウスボールと同じ素材。曲がりません。スペア用です。
- ウレタン: 曲がりが緩やか。上級者が特定のコンディションで使います。
- リアクティブウレタン: 摩擦が強く、よく曲がります。初心者はこれです。
3. ネットで買ったボール、穴あけ(ドリル)はどうする?
Amazonや楽天でボールを買う際、一番の不安は「穴はどうやって空けるの?」ということでしょう。
結論から言うと、「持ち込みドリル」を利用します。
近くのボウリング場(プロショップ)に持ち込めばOK
ほとんどのボウリング場(ラウンドワンなど)には、プロショップが併設されています。
そこにネットで買ったボールを持ち込めば、有料でドリルをしてくれます。
- 持ち込みドリル工賃の相場: 3,000円 〜 5,000円程度
「他店で買ったボールを持ち込むのは失礼じゃない?」と心配する必要はありません。
ドリル工賃はショップにとって重要な利益になるため、快く引き受けてくれます。
【購入から使用までの流れ】
- ネットで好きなデザイン・重さのボールを買う(穴は空いていません)。
- ボールが届いたら、箱ごとボウリング場へ持っていく。
- ショップスタッフに「ドリルをお願いします」と伝える。
- 手のサイズを計測してもらい、その場(または後日)で受け取る。
4. 初心者におすすめ!「勝手に曲がる」入門ボール3選
ここからは、Amazonなどのネットショップで購入できる、初心者におすすめのボールを紹介します。
選定基準は以下の3点です。
- エントリーモデル(扱いやすい)
- リアクティブ素材(しっかり曲がる)
- 価格が手頃(1万円〜2万円前後)
【おすすめNo.1】香り付き!?世界で一番人気のエントリーモデル
Storm(ストーム) トロピカル・サージ
ボウリング界のトップブランド「Storm」が販売する、超ロングセラーのエントリーモデルです。
適度な曲がり幅でコントロールしやすく、初めてのマイボールに最適です。
最大の特徴は、ボール自体に「良い香り」がついていること。バッグを開けるたびに良い匂いがします。
- 参考価格: 13,000円 〜 16,000円前後
- 特徴: カラーバリエーション豊富、香り付き
編集部コメント:
初心者のマイボールといえばこれ!というくらいド定番です。
「派手に曲がりすぎない」ので、コントロールを練習するのに最適です。
👉 【中古】【未使用・未開封品】Storm トロピカルサージボーリングボール ブラック/チェリー 16
【おすすめNo.2】安定感抜群!扱いやすさNo.1
Brunswick(ブランズウィック) ライノ
老舗メーカー「ブランズウィック」のエントリーモデルです。
「トロピカル」よりも少し手前のオイルに強く、スムーズな曲がり方をします。
トゲトゲしたロゴマークが特徴的で、男性に人気のデザインが多いです。
- 参考価格: 12,000円 〜 15,000円前後
- 特徴: 非常に投げやすい、耐久性が高い
編集部コメント:
暴れることなく、狙ったところへ素直に行ってくれるボールです。
基礎をしっかり固めたい方におすすめです。
【おすすめNo.3】日本人のために作られたコスパ最強モデル
Hi-SP(ハイスポーツ) アップビート
日本の代理店「ハイスポーツ社」が企画した、日本人のレーン事情に合わせたボールです。
価格が非常に安く、性能も申し分ありません。
「安くて、ちゃんと曲がるボールが欲しい」ならこれが最強のコスパです。
- 参考価格: 10,000円 〜 13,000円前後
- 特徴: 安い、日本のレーンコンディションに強い
編集部コメント:
1万円ちょっとで買える本格的なリアクティブボールです。
予算を抑えたい学生さんや、とりあえず試してみたい方に一押しです。
👉 【HI-SPORTS】 アップビートパール ・SE ボウリング ボール ハイスポーツ
5. ボールと一緒に揃えるべきアイテム
ボールを買うなら、以下の2点は必須アイテムです。
これがないと、ボールを持ち運べなかったり、すぐに性能が落ちてしまいます。
5-1. ボールバッグ(1個用)
ハウスボールと違い、マイボールはボウリング場に置いて帰れません。
重いボールとシューズを収納できる専用バッグが必要です。
最初は1個用のショルダータイプか、キャスター付きがおすすめです。
👉 【STORM ROTOGRIP HI-SPORTS】 SB24-DF 1ボールケース
👇 失敗しないバッグの選び方はこちら
👉 【失敗しない】ボウリングバッグのおすすめ3選!1個用キャスター付きが最強な理由
5-2. ボールクリーナー
リアクティブボールは、レーンの油を吸い込む性質があります。
投げ終わった後にクリーナーで拭かないと、数ヶ月で曲がらなくなってしまいます(ボールの死)。
必ず練習後にひと拭きして、ボールの寿命を延ばしましょう。
6. まとめ:マイボールで「曲がる楽しさ」を知ろう
今回は、初心者が最初に買うべきマイボールについて解説しました。
- マイボールなら、力まなくても勝手に曲がる
- 重さは「体重の1/10」か「ハウスボール+2ポンド」
- ネットで買って、近くのボウリング場へ持ち込めばOK
おすすめは、香り付きでテンションも上がる「トロピカル・サージ」です。
👉 【中古】【未使用・未開封品】Storm トロピカルサージボーリングボール ブラック/チェリー 16
マイボールを手に入れたら、あなたのボウリングライフは劇的に変わります。
ストライクの音、ピンが弾け飛ぶ爽快感を、ぜひ自分のボールで味わってください。
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